廃校の改修費はいくら?インフラ復旧と用途別の目安
2026/10/25
廃校は1円や数百万円で手に入ることもありますが、使い始めるまでの総額は、物件の価格よりも改修と設備の更新で決まります。廃校・空き家ずかんでは、費用を次の3つに分けて目安を出しています。
1. 取得費・賃料
公表されている価格・賃料、なければ近い地域の事例や取引相場から出します。無償譲渡・無償貸与の物件もあります。
2. インフラ・建物の復旧費
どの用途で使う場合でも、まず建物を「使える状態」に戻す必要があります。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 受電設備(キュービクル)の更新 | 300万〜800万円 |
| 浄化槽の更新・改修 | 300万〜1,200万円 |
| 屋上防水・雨漏りの補修 | 屋根1㎡あたり6,000〜12,000円 |
| 使う部分の給排水・電気設備の改修 | 使う面積1㎡あたり8,000〜22,000円 |
| アスベストの事前調査 | 30万〜150万円 |
3. 用途ごとの改修費
同じ建物でも、使い方で費用は大きく変わります(使う面積1㎡あたり)。
| 用途 | 目安 |
|---|---|
| 倉庫・アーカイブ | 1万〜4万円 |
| オフィス・コワーキング | 2.5万〜7万円 |
| 宿泊施設 | 15万〜30万円 |
| 福祉施設・サ高住 | 20万〜35万円(スプリンクラー・エレベーター別) |
| サウナ・温浴 | 25万〜50万円(熱源設備別) |
これに設計・工事監理費(工事費の8〜12%)、用途変更の確認申請、予備費(10〜15%)が加わります。
費用を抑えるコツ
- 建物の一部だけを使う(体育館だけ・1階だけ)
- 給食室・体育館など、もとの設備を活かせる用途を選ぶ
- 自治体の補助金・国の交付金が使えるか、早めに確認する
各物件のページでは、面積・建築年・設備の情報から、用途ごとの総額の目安を自動で表示しています。